2025.6.18

フルオーダー住宅 vs 規格住宅。そして「セミオーダー住宅」。

注文住宅には、要望や好みに応じて一から設計し、理想を実現できる自由度の高い「フルオーダー」。事前に用意した設計図面から外観や内装の色や設備などオプションを選択しながら規格に沿って建てる「規格住宅」。そして、規格住宅の中には、選択肢を増やし、要望を強く反映させる「セミオーダー」があります。 

そこで大きく分けて「フルオーダー」と「規格住宅」について比較してみます。

○フルオーダー住宅

メリット
・とにかく自由度が高い
〔間取り、デザイン、設備など、ほとんどの項目を自由に決められる。〕
・個性的な家ができる
〔これを目的にしている方が多く、自分だけの家を建てることができる。〕

デメリット
・建築コストが高額になりやすい
〔こだわりも強くなり、材料費や工賃が比較的高くなる傾向がある。〕
・工程・工期が長期になりやすい
〔要望を反映させるため、打ち合わせや都度図面・見積り作成に時間がかかる。〕
・設計・施工会社選びが重要
〔デザインや技術力、お互いの思いによって、仕上がりが大きく異なる場合もある。〕

 

規格住宅

メリット
・建築コストが割安になりやすい
〔コストに配慮した規格化がされており、材料費や工賃(工期も影響)が抑えられる。〕
・工期が短い
〔打ち合わせの回数も少なく、無理のない設計や工事で時間が短縮できる。〕
・見積り価格が明確
〔規格住宅の初期段階から費用をまとめており、明確になりやすい。〕
・価格、デザインなど比較検討しやすい
〔多くの規格住宅の中から、モデルハウスもあったりと商品を選ぶ感覚。〕

デメリット
・デザインや間取りの自由度が低い
〔一部のみ決められた範囲内で選択するため、自分の理想を完全に反映できない場合がある。〕
・土地の条件によっては建てられない場合がある
〔標準的な土地の形状に合わせて設計されており、狭小地、傾斜地などの変形地には建設できない場合がある。〕


やはり、比べてみても大きな違いは自由度であり、品質に大きな差があるわけではありません。KIgiTO,では、デザイン性にコンセプトを強く反映した「BinO」をはじめ、好みや暮らし方を反映できるバリエーションやカスタマイズも自由度が高いフルオーダー住宅と規格住宅のいいとこどりしたセミオーダー住宅「Sinmple Story House」からなる規格住宅をラインナップしています。フルオーダー住宅は理想通りの自由設計が魅力ですが、一方で一から全てを決めていかないといけません。その選択肢の多さが負担となって半ば疲れ果て、妥協感が高まることもあります。私たちは、家づくりを誰もが楽しく体験できて、難しいものにしないためにしっかりサポートしながら規格住宅を提案しています。

規格住宅はコストパフォーマンスの良さが魅力です。その浮いた予算で、暮らしに直結するちょっといい家具や家電に予算をまわすのも賢い選択だと思います。

KIgiTO, Journal

木々と、ジャーナル

フルオーダー住宅 vs 規格住宅。そして「セミオーダー住宅」。

ペットと暮らすための一戸建て住宅という選択。

設備のこと — キッチン編 —